悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する。
-フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者)-
私たちは物心つく頃から『勉強』という存在と、
好き嫌いは別にして密に付き合って来ました。
しかし、学生だった頃と社会人となった今では
『勉強』に対する捉え方が少し違ってきたように思います。
学生の頃の『勉強』は『テストでいい点を取る為』と
『人格形成』が主であったように思いますが、
社会に出てからの『勉強』とは
学生の頃に培ったものであれ、社会に出てから培ったものであれ
◇目の前に起こっている問題に対する『解決方法を探すキッカケや手掛り』
◇想定される問題に様々な角度から『事前に対処する為の抽斗(ひきだし)』
などの為に在るのではないでしょうか。
『勉強』それ自体には力は無く、それを『問題解決の手掛り』として
ケースに応じて効果的に利用する事で、初めて大きな力を発揮するのだと思う。
『勉強』…量や質などは大なり小なり個人差はあると思いますが、
せっかくこれだけ“長い付き合い”をして来ているのだから
これからも貪欲に培い、上手に『利用』していきたいものですね。